2007年07月18日
「犯罪を知らなさすぎる日本人」の記事
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/ea/01/
危機管理の重要性を私は以前から主張しているが、それは私が警察官の孫だからであろうか。母の父親が警察官であったので「犯罪」については厳しく躾けられたので敏感であったのではないだろうか。
運転免許証やパスポートの偽造を始め、偽札・カードのスキミングなど人間が考える技術をあざ笑うかのような犯罪が繰り返されていく。
拡大解釈と言われるかも知れないが、自分たちの国を守るために軍隊が必要でないという議論が出る状況では自分たちの生活の安全も守るという発想自体が思い浮かばないのだろうと思っている。自分は大丈夫だからと言って悪意を持った相手がやってきたらどうなるかという視点が必要なのではないのだろうか。危機管理のなさが「犯罪を知らなさすぎる日本人」を生み出してしまっているような気がしてならない。
「犯罪の実態、犯罪者の実像」を客観的に見る視点をどこで養えば良いのか。社会を生きることは学校で教えてくれない。本来の「学ぶ」ということは「社会」から学ぶことなのではないかと私は考えている。