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2005年02月01日

責任とは取るものでなくあるもの

今まで言わなければならないと思っていたのですが、企業・行政などの不祥事で責任を取って辞任するというのがありますが、最近感じることは「責任を取る」ということイコール「辞める」ことだと考えられているのではないでしょうか。
責任とは役職者が全て持っているはずであり、責任があるから管理職手当・役員報酬を支給されています。私はNPO法人の役員(無報酬)ですが組織代表者としての責任を持って運営を行っています。NPO法人の場合、理事全てが法人の代表者となります(代表はあくまで理事の代表)。株式会社等の法人は代表取締役に代表されるように代表者が代表して責任を負うことになります。
昨今の不況において「リストラ」がブームのようになっていた感がありますが、まず代表者が責任を果たしていなかったからこそ「辞める」ことが少なかったように思えます。責任を社員に押し付けて「リストラ」する組織に明日はないと思います。責任の意味が軽くなっているように感じます。

投稿者 Tsuguaki : 2005年02月01日 01:07

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