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2004年11月24日
「最後の晩餐」ではなくて「最後のスープ」in水道橋
仕事の帰りにラーメンが食べたくなった。(いつものことだが)
JR水道橋駅東口の「ZERO」に行った。何と今月で終わりとの張り紙が!ご主人に聞いてみた。
この場所はJRの高架下で、新潟地震の影響か高架橋の点検をするとのことで契約を更新しないということが理由だった。その後はテナントで入居するのであれば今の3倍の賃貸料になるとのこと。断念せざるを得なかったようだ。現在建物はお店の所有で修理をしても取り壊しも自費ではできない状況だとご主人は言っていた。
このお店が開店したのが私が大学に入学した時と同じ平成元年4月で、「水道橋」での学生生活の思い出が一つ消える。自家製の玉子めんと特製味噌の「味噌バターコーンラーメン」は私のラーメン人生にとっても「味噌ラーメン」のおいしさを初めて感じたお店だった。最後の時に行くことができたのは何か運命めいたものを感じた。「最後のスープ」を全て飲み干し、お店を出ると長渕剛の歌を思わず口ずさんでいた。「一体俺たちはのっぺりとした都会の空にいくつのしゃぼん玉を打ち上げるのだろう?」
再び復活することを願いながら、「俺はどこへ行くのだろうか?」とふと思った。
投稿者 Tsuguaki : 2004年11月24日 22:49
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