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2006年12月02日

とやまLRTフォーラム1日目

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富山・高岡・射水の3市長サミットにて 富山県富山市 11月25日撮影
公共交通を生かしたまちづくりの先進県となった郷里富山県。今回開催されたとやまLRTフォーラムに出かけました。要約形式で報告します。爆弾発言も飛び出し楽しいフォーラムになりました。
1部「アーティスト、LRTと街を語る」
LRTが観光資源・都市活性化
①いろんな世代が集まるのが新鮮②動いているものと景観とマッチした建物③街の中・乗り物からの景観がセットになり街を発見する装置④先人たちの力による富山鉄道文化・交通インフラの「先用後利」
2部「3市長サミット・とやま発!未来のLRTまちづくり」
富山市…中心地の人口密度(DID)全国最低・車中心の都市の維持コスト(除雪・下水道)が上がる・鉄軌道の駅を中心に公共投資を集中し、全体として暮らしやすい都市に・リーディングプロジェクトとしての富山ライトレール・富山市民の暮らし方が変わる・5年で成熟したまちづくり
射水市…行政と企業とRACDA高岡と万葉線を愛する会の万葉線の存続の役割・新車両の導入・コミュニティバスでの補完・もてなしの心
高岡市…万葉線とイベントとのタイアップ・利便性の向上・利用客の増加・みどころをつなぐ
3部「旅とLRT」
①富山県の各種施策(企業・雇用・子育て)②乗降客調査の結果(新しい乗客層・まち歩き・社会勉強・旅情気分)
私が6年前に選挙で伝えたかったことが間違いでなかったことを実感したのが今回の感想です。富山地方鉄道の創業者の佐伯宗義さんの県内のどこからでも1時間以内で富山市に到着できるという「富山県一市街化」構想が市長及び関係者から何度も飛び出し、正直泣いてしまいました。当時の民主党にはそれを理解する度量がなく「佐伯さんのことは言うな」と言われてしまったので、これでは私としては選挙に出る意味は全くないと感じていました。この6年でふるさと富山は大きく変わりました。うれしいことでもあります。
「富山県一市街化」構想はモータリゼーションが進展していた昭和40年代においても続けられていました。先人の残した理念を生かすことが私の使命と勝手に思っていますが、これに出会わなければ私の37年間の人生はありません。ようやく陽の目をみる時が来たように思います。これからが佐伯さんの理念が光る時代に入ったように思います。地方の時代がここから始まるのではと感じています。(2日目につづく)

投稿者 Tsuguaki : 2006年12月02日 23:54

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